検索
AND検索
OR検索
トップ
|
リロード
|
新規
|
一覧
|
単語検索
|
最終更新
|
ヘルプ
a001_751 をテンプレートにして作成
メニュー
TopPage
登場人物
ラジオ
ゲーム版AA
アニメ版AA
SS保管庫
メディアミックス早見表
テンプレ
過去ログ
避難所
Menuの編集
真剣で私に恋しなさい!!
FAQ
発売日カウントダウン
起動ボイス
真剣で私に恋しなさい!S
FAQ
発売日カウントダウン S版
起動ボイス
バレンタインボイス S版
バースディボイス S版
真剣で私に恋しなさい!A
FAQ
発売日カウントダウン A版
起動ボイス
真剣で私に恋しなさい!R
FAQ
発売日カウントダウン R版
アニメ版
FAQ
放送情報
各話情報
今週の金曜集会
PV
用語集
あ
か
さ
た
な
は
ま
や
ら
わ
関連商品
ゲーム
BD/DVD
CD
ファンブック
コミック
アンソロ
小説
トレーディングカード
フィギュア
痛車グッズ
衣服
その他
最新の10件
2024-02-29
登場人物
2021-02-12
TopPage
過去ログ
テンプレ
2017-01-17
発売日カウントダウン A版
2016-10-14
RecentDeleted
2016-05-16
か行
2016-04-27
FAQ A版
2016-04-01
ゲーム
2015-05-21
FAQ S版
開始行:
***水槽の中
#pre{{
751 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/11/14(...
では姉さんもので締め
}}
#pre{{
752 名前:水槽の中・1[sage] 投稿日:2009/11/14(土) 23:59...
文化祭も終わって、そろそろ朝の木枯らしが冷たく感じるよう...
今日はここ数日のうちでも特に寒い。
学院に向かう皆の表情も、なんとなくこわばりがちだが
最後に合流してきた姉さんは、特に険しい顔をしていた。
「どーしたの姉さん。何か浮かない顔してるけど」
「ん……ちょっと、タケルが具合悪いみたいでな」
「?タケル、って……誰のことでしたっけ?」
まゆっち始め、皆が誰だっけ?という顔をしている。
「私が飼っている金魚。タケルって名前なんだ」
七夕のときの話だから、俺と姉さん以外はもう忘れてるのかな。
「モモ先輩が金魚?なんでまたそんな可愛らしいペットを。
似あわねーよな、クマとかイノシシならわかるけど……グホァ...
余計なことを言ったガクトは姉さんの蹴りで宙に浮いていた。
「俺が七夕祭りのとき、金魚すくいでゲットして、姉さんにプ...
「ああ、あのときのかぁ。モモ先輩、ちゃんと育ててくれてる...
「モロが色々調べてくれたんで、すごく助かったんだぜ」
昔だったら、面倒くさがって放りだしていたかもしれないけど
けっこう気に入って、大事にしてくれている。
こういうところも、微妙に変化してきているのかな。
しかし、今は具合が悪いという。ちょっと心配だな。
}}
#pre{{
753 名前:水槽の中・2[sage] 投稿日:2009/11/15(日) 00:02...
「餌もあまり食べないし、なんというか生気がないんだ」
「ここ数日で、急に寒くなったからじゃないの?」
「いや、水槽にヒーター入れてるから、それはないはずだな。
……心配だから、今日でも見に来てくれ、弟」
「わかった、帰って調べてみてからそっちに行くよ」
「うん……頼りにしてるぞ」
俺に相談して、少し気が楽になったのか
その後は姉さんもいつもの明るい表情に戻った。
やがて退屈な授業も終わる。
姉さんは「タケルが心配だから」と
一人で飛ぶように帰っていった。
俺は休み時間にケータイで調べておいた
金魚用の治療薬などを仕入れに
ヤドカリの餌を飼ってる馴染みのペットショップへ。
ついでに、金魚の病気についても店の人に少し聞いておく。
……けっこう、デリケートな生き物なんだな。
と、ケータイが鳴る。姉さんだ。
「もしもし?どしたの?」
『大和、すぐ来てくれるか?……タケルが、死にそうかも』
む、ノンビリしてもいられなくなったか。寮には戻らず川神院...
}}
#pre{{
754 名前:水槽の中・3[sage] 投稿日:2009/11/15(日) 00:05...
「姉さん、タケルの具合どう?」
「それが……こんなことに……」
急いで川神院の姉さんの部屋にかけつけると
水槽の中で、タケルはお腹を上にひっくり返っていた。
姉さんはどうしていいのかわからないといった様子で
水槽を覗きこんではオロオロしている。
「……死にそうな魚って、こんな風にひっくり返るんだろ……」
「いや、ひっくり返ってるけど、まだ泳いでるし……これは『転...
「てんぷくびょう?」
「うん、こういう丸っこい金魚がかかりやすい症状らしい。
症状が出ても、すぐに死んじゃうわけじゃないらしいから安...
んーと……あれ、姉さん、水槽のヒーター切った?」
「いや、特にいじってないけど……」
「おかしいな、水温が下がりすぎてる……あ!コンセント抜けて...
水槽の裏側なんで気づかなかったのかな。後は、餌の問題か。
「姉さん、最近タケルの餌変えた?」
「う、うん……大和のくれた分が切れたから買いにいったら
同じのがなかったんで、店で自分で選んでみたんだけど」
「それが合わなかったのかも。しばらく、餌はやらないでみよ...
}}
#pre{{
755 名前:水槽の中・4[sage] 投稿日:2009/11/15(日) 00:08...
とりあえずの対処をして、しばらく様子を見ることに。
「……情けないなぁ。金魚の世話も満足にできないのか、私は」
「気にすることないって。
俺も初めてヤドカリを飼育したときは、失敗ばかりしてたよ」
「……大和は、気づいてるかな。川神院って、ハトがいないだろ」
「へ?……ああ、言われてみれば」
普通、こういう大きなお寺とかは
よくハトが集まってるもんだけど、確かに川神院にはいないな。
「それって、私がいるかららしい」
「何ゆえ」
「動物って、本能的に自分より強い動物を避けるんだよ。
犬や猫も、私にはなつかないだろ。
私がいるから、ハトは怖がって寄ってこないんだとさ。ジジ...
寂しそうに姉さんが笑う。
「それにな、自分より強い動物と無理やり一緒にいさせると
ストレスが溜まって、寿命も縮むらしい。
そういう意味じゃ、私なんか最強の武神って言うより、疫病...
……タケルがこんなになっちゃったのも、私と一緒に……」
「 違 う ! 」
姉さんが言い終える前に、俺は全力でそれを否定した。
}}
#pre{{
756 名前:水槽の中・5[sage] 投稿日:2009/11/15(日) 00:11...
姉さんの肩を掴み、正面から見つめる。
「確かに強いヤツは怖いよ。おっかねーよ。
俺だって、最初は姉さんが怖かったよ。けどさ……
俺も、ファミリーの皆も、今は姉さんのこと、怖がったりし...
「それは……仲間だから……」
「そうだよ!俺たちが姉さんが好きで
姉さんが俺たちを好きでいてくれるから
その強さを頼もしく感じてるんだ。支えになってるんだよ。
……だから、自分の強さを否定するようなこと、言わないで」
「でも、タケルは具合悪くなっちゃったし」
「姉さん、タケルのこと大事にしてきたじゃないか。
タケルにだって、それは伝わってる。
逆に考えようよ。ホントはもう死んじゃいそうなんだけど
姉さんが見守ってくれてるから、タケルは頑張ってるんだっ...
「うん……でも、弟にこんな説教されちゃってるようじゃな」
あの姉さんがここまで自信をなくしてしまうとは。
しょうがない……ちょっと深呼吸して、覚悟を決める。よし。
姉さんを抱き寄せて、唇を重ねる。
「ん……ちゅ、む……大和……もっとギュってして……」
「ギュ、だけでいいの?」
「ん……今日は、ちょっとな」
}}
#pre{{
757 名前:水槽の中・6[sage] 投稿日:2009/11/15(日) 00:14...
「わかってる。今日は『アブナイ日』だよね。
姉さんの『スケジュール』ぐらいは把握してるよ」
「うん……ゴメンな、慰めてくれてるのに……」
「でも、しちゃうから」
喋りながら、ソフトに姉さんの体にタッチしつづける。
「?……ゴム、持ってきて、る……?」
「いや……姉さん、子供作ろう」
姉さんの顔がキョトンとして、そしてすぐに真っ赤になった。
「ちょ、待て!お前、何言ってるかわかってるのか!?」
「わかってる。二人で育てよう。きっと強くて賢い子になるか...
「だから!……金魚も満足に育てられないんだぞ私は!?
赤ちゃんなんか……無理、に決まってる……だろ」
何と言おうと、俺はやめない。姉さんならできる。そう信じて...
だから、実際に証明しよう。愛撫する手に熱がこもる。
「そ、それに、まだ……卒業、して……」
「たぶん、今ならそんなに目立たないところで卒業できるよ」
いつか通る道なら、今、無理矢理にでも……押し通る!
「う、はぁっ!?……もう、強引だぞ、お前……」
}}
#pre{{
758 名前:水槽の中・7[sage] 投稿日:2009/11/15(日) 00:18...
その日から、俺は機会があれば姉さんに精を注ぎこみ
姉さんも結局は積極的にそれを受けいれていた。
が、ある日。
「せっかくその気になったのに、できてないってどういうこと...
姉さんに、生理が来ていた。
「どういうことと言われましても」
「おかしいだろ、アレでできてなかったら
どんだけヤればいいんだよっちゅー話だぞ?」
機嫌が悪いのは、生理のせいなのか、できてなかったせいなの...
……両方かな。
だけど、落ちこみからは立ち直ったんだから
無駄ではなかったハズ。
「まあ、こういうものは授かり物っていうから。
きっと、俺たちはまだそういうタイミングじゃないんだよ」
「……これじゃ跡継ぎも心配だな。
お前、弾数は多いけど実は空砲でした、とかじゃないだろう...
「なんですと!?」
……いいでしょう。どうやら本気の俺を見せるときが来たようだ。
もう、泣こうが腰抜かそうが失神しようが許しませんよ?」
そんな二人の思惑を知ってか知らずか
部屋の片隅の水槽の中では、青文魚が悠々と泳いでおりました...
}}
#pre{{
759 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/11/15(...
終わり。そして二人の激闘が始まるのだが
隣の部屋のワン子はどうしているのだろうか。
ちなみにこれで475KB。次スレよろしくです。
}}
終了行:
***水槽の中
#pre{{
751 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/11/14(...
では姉さんもので締め
}}
#pre{{
752 名前:水槽の中・1[sage] 投稿日:2009/11/14(土) 23:59...
文化祭も終わって、そろそろ朝の木枯らしが冷たく感じるよう...
今日はここ数日のうちでも特に寒い。
学院に向かう皆の表情も、なんとなくこわばりがちだが
最後に合流してきた姉さんは、特に険しい顔をしていた。
「どーしたの姉さん。何か浮かない顔してるけど」
「ん……ちょっと、タケルが具合悪いみたいでな」
「?タケル、って……誰のことでしたっけ?」
まゆっち始め、皆が誰だっけ?という顔をしている。
「私が飼っている金魚。タケルって名前なんだ」
七夕のときの話だから、俺と姉さん以外はもう忘れてるのかな。
「モモ先輩が金魚?なんでまたそんな可愛らしいペットを。
似あわねーよな、クマとかイノシシならわかるけど……グホァ...
余計なことを言ったガクトは姉さんの蹴りで宙に浮いていた。
「俺が七夕祭りのとき、金魚すくいでゲットして、姉さんにプ...
「ああ、あのときのかぁ。モモ先輩、ちゃんと育ててくれてる...
「モロが色々調べてくれたんで、すごく助かったんだぜ」
昔だったら、面倒くさがって放りだしていたかもしれないけど
けっこう気に入って、大事にしてくれている。
こういうところも、微妙に変化してきているのかな。
しかし、今は具合が悪いという。ちょっと心配だな。
}}
#pre{{
753 名前:水槽の中・2[sage] 投稿日:2009/11/15(日) 00:02...
「餌もあまり食べないし、なんというか生気がないんだ」
「ここ数日で、急に寒くなったからじゃないの?」
「いや、水槽にヒーター入れてるから、それはないはずだな。
……心配だから、今日でも見に来てくれ、弟」
「わかった、帰って調べてみてからそっちに行くよ」
「うん……頼りにしてるぞ」
俺に相談して、少し気が楽になったのか
その後は姉さんもいつもの明るい表情に戻った。
やがて退屈な授業も終わる。
姉さんは「タケルが心配だから」と
一人で飛ぶように帰っていった。
俺は休み時間にケータイで調べておいた
金魚用の治療薬などを仕入れに
ヤドカリの餌を飼ってる馴染みのペットショップへ。
ついでに、金魚の病気についても店の人に少し聞いておく。
……けっこう、デリケートな生き物なんだな。
と、ケータイが鳴る。姉さんだ。
「もしもし?どしたの?」
『大和、すぐ来てくれるか?……タケルが、死にそうかも』
む、ノンビリしてもいられなくなったか。寮には戻らず川神院...
}}
#pre{{
754 名前:水槽の中・3[sage] 投稿日:2009/11/15(日) 00:05...
「姉さん、タケルの具合どう?」
「それが……こんなことに……」
急いで川神院の姉さんの部屋にかけつけると
水槽の中で、タケルはお腹を上にひっくり返っていた。
姉さんはどうしていいのかわからないといった様子で
水槽を覗きこんではオロオロしている。
「……死にそうな魚って、こんな風にひっくり返るんだろ……」
「いや、ひっくり返ってるけど、まだ泳いでるし……これは『転...
「てんぷくびょう?」
「うん、こういう丸っこい金魚がかかりやすい症状らしい。
症状が出ても、すぐに死んじゃうわけじゃないらしいから安...
んーと……あれ、姉さん、水槽のヒーター切った?」
「いや、特にいじってないけど……」
「おかしいな、水温が下がりすぎてる……あ!コンセント抜けて...
水槽の裏側なんで気づかなかったのかな。後は、餌の問題か。
「姉さん、最近タケルの餌変えた?」
「う、うん……大和のくれた分が切れたから買いにいったら
同じのがなかったんで、店で自分で選んでみたんだけど」
「それが合わなかったのかも。しばらく、餌はやらないでみよ...
}}
#pre{{
755 名前:水槽の中・4[sage] 投稿日:2009/11/15(日) 00:08...
とりあえずの対処をして、しばらく様子を見ることに。
「……情けないなぁ。金魚の世話も満足にできないのか、私は」
「気にすることないって。
俺も初めてヤドカリを飼育したときは、失敗ばかりしてたよ」
「……大和は、気づいてるかな。川神院って、ハトがいないだろ」
「へ?……ああ、言われてみれば」
普通、こういう大きなお寺とかは
よくハトが集まってるもんだけど、確かに川神院にはいないな。
「それって、私がいるかららしい」
「何ゆえ」
「動物って、本能的に自分より強い動物を避けるんだよ。
犬や猫も、私にはなつかないだろ。
私がいるから、ハトは怖がって寄ってこないんだとさ。ジジ...
寂しそうに姉さんが笑う。
「それにな、自分より強い動物と無理やり一緒にいさせると
ストレスが溜まって、寿命も縮むらしい。
そういう意味じゃ、私なんか最強の武神って言うより、疫病...
……タケルがこんなになっちゃったのも、私と一緒に……」
「 違 う ! 」
姉さんが言い終える前に、俺は全力でそれを否定した。
}}
#pre{{
756 名前:水槽の中・5[sage] 投稿日:2009/11/15(日) 00:11...
姉さんの肩を掴み、正面から見つめる。
「確かに強いヤツは怖いよ。おっかねーよ。
俺だって、最初は姉さんが怖かったよ。けどさ……
俺も、ファミリーの皆も、今は姉さんのこと、怖がったりし...
「それは……仲間だから……」
「そうだよ!俺たちが姉さんが好きで
姉さんが俺たちを好きでいてくれるから
その強さを頼もしく感じてるんだ。支えになってるんだよ。
……だから、自分の強さを否定するようなこと、言わないで」
「でも、タケルは具合悪くなっちゃったし」
「姉さん、タケルのこと大事にしてきたじゃないか。
タケルにだって、それは伝わってる。
逆に考えようよ。ホントはもう死んじゃいそうなんだけど
姉さんが見守ってくれてるから、タケルは頑張ってるんだっ...
「うん……でも、弟にこんな説教されちゃってるようじゃな」
あの姉さんがここまで自信をなくしてしまうとは。
しょうがない……ちょっと深呼吸して、覚悟を決める。よし。
姉さんを抱き寄せて、唇を重ねる。
「ん……ちゅ、む……大和……もっとギュってして……」
「ギュ、だけでいいの?」
「ん……今日は、ちょっとな」
}}
#pre{{
757 名前:水槽の中・6[sage] 投稿日:2009/11/15(日) 00:14...
「わかってる。今日は『アブナイ日』だよね。
姉さんの『スケジュール』ぐらいは把握してるよ」
「うん……ゴメンな、慰めてくれてるのに……」
「でも、しちゃうから」
喋りながら、ソフトに姉さんの体にタッチしつづける。
「?……ゴム、持ってきて、る……?」
「いや……姉さん、子供作ろう」
姉さんの顔がキョトンとして、そしてすぐに真っ赤になった。
「ちょ、待て!お前、何言ってるかわかってるのか!?」
「わかってる。二人で育てよう。きっと強くて賢い子になるか...
「だから!……金魚も満足に育てられないんだぞ私は!?
赤ちゃんなんか……無理、に決まってる……だろ」
何と言おうと、俺はやめない。姉さんならできる。そう信じて...
だから、実際に証明しよう。愛撫する手に熱がこもる。
「そ、それに、まだ……卒業、して……」
「たぶん、今ならそんなに目立たないところで卒業できるよ」
いつか通る道なら、今、無理矢理にでも……押し通る!
「う、はぁっ!?……もう、強引だぞ、お前……」
}}
#pre{{
758 名前:水槽の中・7[sage] 投稿日:2009/11/15(日) 00:18...
その日から、俺は機会があれば姉さんに精を注ぎこみ
姉さんも結局は積極的にそれを受けいれていた。
が、ある日。
「せっかくその気になったのに、できてないってどういうこと...
姉さんに、生理が来ていた。
「どういうことと言われましても」
「おかしいだろ、アレでできてなかったら
どんだけヤればいいんだよっちゅー話だぞ?」
機嫌が悪いのは、生理のせいなのか、できてなかったせいなの...
……両方かな。
だけど、落ちこみからは立ち直ったんだから
無駄ではなかったハズ。
「まあ、こういうものは授かり物っていうから。
きっと、俺たちはまだそういうタイミングじゃないんだよ」
「……これじゃ跡継ぎも心配だな。
お前、弾数は多いけど実は空砲でした、とかじゃないだろう...
「なんですと!?」
……いいでしょう。どうやら本気の俺を見せるときが来たようだ。
もう、泣こうが腰抜かそうが失神しようが許しませんよ?」
そんな二人の思惑を知ってか知らずか
部屋の片隅の水槽の中では、青文魚が悠々と泳いでおりました...
}}
#pre{{
759 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/11/15(...
終わり。そして二人の激闘が始まるのだが
隣の部屋のワン子はどうしているのだろうか。
ちなみにこれで475KB。次スレよろしくです。
}}
ページ名: