や行

大和丸夢日記 (やまとまるゆめにっき)

同心の大和丸が世直しの為に奔走するシリーズ。正義の為に自分を貫き悪を絶つ勧善懲悪痛快時代劇。
日本を代表する時代劇の1つで、お約束のてんこ盛り。
全23作で1作が約26話。21作目のみ全88話。第11作は12話のみ。14作目は117話で打ち切り。
クリスは1~3作、12作の大ファン。ドイツで洗脳された。
また、大和丸の声は大和と良く似ているとアニメ版でクリスが指摘している。

初期
第01作大和丸夢日記
第02作新説・大和丸夢日記
第03作大和丸、東海道道中記

大和丸シリーズの元祖。江戸の街の生活感などがリアル。
登場人物の葛藤などもよく描かれていて悲しい話も多かったが脚本、演義の質ともに高レベル。

中期、安定期
第04作大和丸夢日記4
第05作大和丸夢日記、疾風怒濤!
第06作大和丸大活劇
第07作大和丸の中山道道中記

所謂このシリーズのテンプレートが完成した時期。人気も出てきて、シリーズとして認識され視聴率も上昇。
様々な仕掛けが物語を盛り上げた。夢日記4は世相を反映して一番暗い作風でマニア人気が高い。

マンネリ期
第08作大和丸大活劇3
第09作大和丸大活劇4

安定した視聴率も落ちてきた頃。物語の方向性は一定となり行き詰まり感が見えてきた。
そんな中でも新ヒロインの熱演など見るべき所も多い。
しかし内部スタッフによるクレジット位置の揉め事によるキャスト変更など運気は確実に下がっていった。

色気を出してみた期
第10作大和丸の大奥日記

行き詰まり感を一新する為にお色気要素を大幅投入。
しかしこれは従来の客層の大和丸離れを引き起こす。

方向性を間違えた期
第11作大和丸の南蛮大戦争

進むべき道を見失ってる感が良く出ている、迷作。ネットなどでは、よくネタとして愛されている。
オカルト的な要素も多い。無念の打ち切り。

原点回帰、復活期
第12作大和丸立つ!
第13作続・大和丸立つ!

汚名を晴らすべく元のスタッフが再集結して作り上げた。
原点回帰を元に重厚なドラマが展開。完全に客を取り戻す。
12作目のラスト、理想のために全てを捨てて戦ったキャラの無残な散り様は日本ドラマ史に残るとすら言われている。
第13作目までが真の大和丸シリーズと言い張るファンも多い。

不運期
第14作続々・大和丸立つ!

主役陣の高齢化で思ったように演技が出来なくなってしまい再び行き詰まり感が。
この作品を最後に主役は引退。

完全新生、役者一新期
第15作大和丸 対 闇丸
第16作大和丸 対 闇丸2 龍虎激突編

完全にキャスト一新。ライバルでもありダークヒーローである美形・闇丸が大人気に。

主役をライバルに食われた期
第17作闇丸江戸を駆ける
第18作新・闇丸江戸を駆ける
第19作闇丸と7人の侍

あまりの人気っぷりに大和丸は主役を降ろされ闇丸シリーズに。しかし19作目で闇丸は壮絶な最期を遂げる。
これを見た女性の多くが絶叫したというのは今でもファンの間では語り草。

イメージを一新しイケメン投入期。前期のファンは認めない
第20作推参!大和丸
第21作大和は国のまほろば

イケメンを投入し、お約束に徹底的にこだわった結果、大人気を博し、シリーズ最長の放映時間をもぎ取った。
しかし中身のないドラマと罵るファンも多い。所謂ファン同士の後期と前期の対立が始まる。

イケメンを大量投入し過ぎ期
第22作超大和丸
第23作大和丸、激突!

そこら辺のドラマと変わらなくなってしまったが派手な殺陣は好評でエンターテイメント性は高い。
実際に居合抜きが使える役者さんが多く演じており前期のファンも殺陣シーンだけは絶賛している。

ユートピア

マロードさんが配っている素敵薬物。勿論この薬の存在は創作です。
理想郷(ユートピア)…というか聖域はこの作品におけるテーマの1つだったのでそういう名前に。