障害
323 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2011/02/24(木) 22:54:45 ID:x10TTt4f0
この画像からの妄想投下
324 名前:障害・1[sage] 投稿日:2011/02/24(木) 22:58:46 ID:x10TTt4f0
土曜日の昼下がり、島津寮をマルギッテが訪れる。
もちろん俺に会いにきたのだが
「あ、マルさん!」「こんにちは、クリスお嬢様」
……他の皆は気をきかせて外出したのに
クリスだけはいくらそれっぽいことを匂わせても
一向に出かけてくれなかったのだ。このKYめ。
マルギッテが来た手前、無理矢理追い出すわけにもいかないので
とりあえず3人でリビングで茶などすすりながら
「そういえば、軍服じゃないマルギッテって見たことないな」
ふと気づいたそんなことを、そのまま口に出してみた。
当然、今日も軍服である。
「……水着なら、見たことがあるでしょう?」
「それ言ったら下着姿も素っ裸も見てるからなー」
「ぶはっ!?」
クリスが飲んでいたお茶を盛大に吹く。
「お、お、お、お嬢様の前で何を言うんですかッ!」
「い、いや、いいんだマルさん。
その……ふ、二人は恋人同士なのだから、そういう姿も……」
自分で言って顔を赤くするクリス。
スルーして話を続ける。
325 名前:障害・2[sage] 投稿日:2011/02/24(木) 23:06:09 ID:x10TTt4f0
「そういうんじゃなくて、なんていうか……
もっと普段着なマルギッテも見たいんだよ」
マルギッテは軍人であることにこだわりを持っている。
それは別にかまわないのだが
二人きりのときは、軍人であることを忘れてほしいのだ。
「見たい、と言われても、そんな服は持っていません。諦めなさい」
むう。残念だが、持ってないんじゃ仕方がない。
いずれちょっとずつ買い揃えてみるにせよ、今日は無理っぽいな。
諦めかけたときだった。
「マルさん、大和の服なら着られるんじゃないか?」
「よし、今までで一番ナイスな発言だクリス」
確かに、俺の方がちょっと背が高い程度なので、多分いけるだろう。
男物というのがちょっとなんだが
いきなりフリフリの可愛い系を着せるよりは
マルギッテも抵抗なく受け入れてくれるんじゃなかろうか。
「別にこのままでもいいと思うのですが……」
「ダメだぞマルさん。彼氏ができたんだから
少しはお洒落にも気を使わないと」
「そうそう。俺だってもっとマルギッテには可愛くなってほしいし。
じゃあ俺の部屋で、適当なの選んでみようか」
「仕方がありませんね、もう……
では、ちょっと着替えてみますのでお待ちください」
326 名前:障害・3[sage] 投稿日:2011/02/24(木) 23:14:39 ID:x10TTt4f0
二人で俺の部屋で服を選ぶ。
「動きやすい服でお願いします」
「んー、Tシャツとジーンズならいいかな……」
以前買ったノースリーブのタンクトップがあった。
それほどマッチョでもない俺には似合わないのでほとんど着なかったが
ここにきて出番が来たようだ。
「これと……これでいい?」
「まあ、それなら着替えてもいいです」
よし、多少なりとも露出の多い服を着せられそうだ。
が、渡された服を手にマルギッテはただ立っている。
「どしたの?」
「あの……着替えるのですから、部屋を出てもらいたいのですが」
「なんでさ。お互い、尻の穴まで見た仲だぞ」
「そ、そういうことを口に出して言うものではありません!
たとえ尻のあ……愛をかわした相手でも、着替えとかトイレとかは
見られるのは恥ずかしいものなのです。少しは女性心理を理解しなさい」
そういうもんなのか。確かに、そういう恥じらいはあったほうがいいが。
「じゃ、出てるから何かあったら呼んで」
「子供じゃあるまいし、たかが着替えで何もあるわけないでしょう」
327 名前:障害・4[sage] 投稿日:2011/02/24(木) 23:29:00 ID:x10TTt4f0
『あの……大和、そこにいますか?』
数分後。前言に反して、ドア越しにマルギッテが俺を呼ぶ。
「何?」
『ちょっと……手伝ってもらえれば、と思うのですが』
「子供じゃあるまいし、たかが着替えで手伝う必要ないでしょ」
『もう……入らないんです、ジーンズが』
あれ?そんなに体型違わないはずだけどなぁ。
『もうちょっとで入りそうなので、手伝って引っ張ってもらえますか』
「じゃ、部屋入るぞ」
ドアの向こうで待っていたマルギッテは
上はすでにタンクトップに着替え終わっていた。
むき出しになった首筋から肩のラインが艶かしい。
豊かな胸の盛り上がりが、薄手の生地越しにハッキリとわかる。
で、下は……俺が渡したジーンズがヒップに引っかかって
黒い下着が覗く程度のところでそれ以上上がらず止まっていた。
それを何とか引き上げようとマルギッテは悪戦苦闘しているのだった。
「マルギッテ、お尻大きかったんだな」
「そんなことはありません!普通です!
だいたい、男と女では体型が違うんです!
とにかく、見てないで手伝ってください!」
328 名前:障害・5[sage] 投稿日:2011/02/24(木) 23:38:39 ID:x10TTt4f0
しばらく二人でアレコレやってみたが、マルギッテのお尻は強敵だった。
「もうこれローライズってことで通せよ」
「こ、こんな下着が見えてしまうような格好はイヤです」
チラ見えする下腹部と下着を手で隠そうとしているが、無駄な努力だったりする。
そのままだと裾を引きずってしまうので
ロールアップして何とかそれっぽくはなった。
「いいじゃん、俺とクリスしかいないんだし。
あんまり待たせても何だから、いったんリビング戻ろうぜ?」
「ああ、クリスお嬢様……ふしだらな格好のマルギッテをお許しください」
リビングに戻るマルギッテの尻を後を歩いて見ていると
ムラムラくるものがある。たしかにふしだらかも。
だが、リビングに戻ってみても、許しを請うべき肝心のクリスはいなかった。
代わりに置手紙が。
『出かけてきます。後は二人でごゆっくり。 クリス』
えらいぞクリス、空気を読むことを覚えたか。
ホッとしたかのようにため息をつくマルギッテを、後から抱きしめる。
途端に、ふわっと、清潔感を感じさせる空気に包まれた。
「……石鹸の匂いがする。お風呂、入ってきた?」
黙ったまま、マルギッテはコクリとうなずいた。
それを「OK」のサインと受け取って、俺は手を動かし始めた。
329 名前:障害・6[sage] 投稿日:2011/02/24(木) 23:54:07 ID:x10TTt4f0
後から手を回し、タンクトップをたくし上げて手を差し入れると
弾力のある盛り上がりを、ブラジャーの上からそっと包み込む。
もう一方の手で、むき出しになった滑らかなお腹を撫でていく。
形のいいオヘソから、さらに下へ。
上がりきらないジーンズの下に、黒い下着が覗いている。
「ずいぶん大胆な下着だね」
「……たまたま、です」
下着のラインを指先が越える。やがて柔らかな茂みの感触が伝わってくる。
「お風呂にも入ってきてるし、マルギッテもその気で来てくれたんだろ?」
「それは……そのときになって恥をかかないように、です」
「それは、期待してたってことでいいのかな?」
「……ご想像にお任せします」
こねるように乳房を揉んでいた手のひらに
ブラジャー越しでもはっきりとわかるほどに先端の感触が感じられる。
「もうこんなに先っちょ固くして。いやらしいぞ、マルギッテ」
「そ、んッ……なことは、ありません」
下腹部に伸ばした指先が、熱く湿った亀裂に辿りつく。
「あ、ぅ、っ!」
「下だってこんなに濡らしてる……やっぱりマルギッテはいやらしいなぁ」
330 名前:障害・7[sage] 投稿日:2011/02/25(金) 00:02:34 ID:x10TTt4f0
「……いやらしい女は……キライ、ですか……?」
首筋に舌を這わせる俺に
息を荒くしながら、そんなことをつぶやく。
「質問を質問で返すけど
スケベな男はキライなんじゃなかった?」
指を、入れる。
ぬるりとした粘膜が絡みつく。
「は、うっ!……キライ、でした……
でも、今は……スケベな貴方が……好き、です……」
「俺も、いやらしいマルギッテが好きだよ。だから、ほら……」
ジッパーを下ろし、期待にはちきれそうな昂ぶりを引きずり出すと
マルギッテの手をとって、握らせた。
「ああ……もう、こんなに……」
マルギッテがゆるやかに強弱をつけて握ってくる。
鈍い快感が背筋を上ってきた。
背中に覆いかぶさったまま、尻に引っかかったままのジーンズと一緒に
もうグショグショになった下着を尻が全部出るところまで下ろした。
「リビングで……こんなところで……してしまうんですね、私たち」
「そうだよ。一緒に、もっといやらしくなろう、マルギッテ……」
濡れそぼつ入り口に、先端をあてがった。
331 名前:障害・8[sage] 投稿日:2011/02/25(金) 00:35:44 ID:w3jFCn2m0
「ちょっとスマン、財布を忘れてなかった……か?」
待て。何故クリスがいる。
何故リビングの入り口で固まってこっちを見ている!
「わ、うわ、うわわわわわわわわ!?」「お、お嬢様……!?」
慌てて体を離し、勢いよくジーンズを引っ張りあげるマルギッテ。
体を離されて、まだ上向きな愚息が丸見えになる。
「う、わ……」
「こっち見んな」
窮屈なままだが、そそくさとせがれを仕舞いこみ、テーブルの上を見る。
確かに、ちょっと見覚えのある財布が置きっぱなしになっていた。
「これか?」
「そ、そう、それだ!その、外でいなりでも買って食べようと思ったのだが
いざ支払いというところでだな……!」
「財布を忘れたことに気がついて、慌てて戻ってきたわけだな」
「そう、そうなんだ!決して、その……邪魔をしようとか!
の、覗こうとか思ったわけではないのだ!
それじゃ、その……わ、私はもう行くので……ご、ごゆっくり?」
「できるかー!」
マルギッテとの恋愛、最大の障害は中将さんかと思っていたが
案外、このKY娘かもしれない。強敵だ……